あらためて、「奇跡のリンゴ」の木村秋則さんが釧路の私たちに伝えたかった事がわかって来ました。どんなに周りから馬鹿にされても、体に悪い農薬を使って商品化しなかった秋則さん。それはたまたま奥さんの健康を考えて始めたことですが、それはきっかけであって、未来までわたしたち人間を生かしてくれる為に、秋則さんを動かした存在があったと思うのです。

釧路に秋則さんが来て下さった事、それも同じだと思います。釧根の酪農をもう一度見直すべきではないのかと。こうしてリンゴの会が「マイペース酪農」の方々と関係を深める事となったのも偶然ではないはずです。

数年前、新聞やテレビで三友盛行さんという酪農家を知り、お会いしたいと強く思った時から、既に仕組まれていた事だったのでしょう。新型コロナと同じで、対策が講じられて収まるのをただ待っているのでは実現は遠いと思います。

わたしたち一人一人がしっかりとした意識を持ち、将来を見据えて住みよい町、住みよい社会をつくっていこうという気構えと実践が必要です。

すでにその為に日々尽力されている団体や個人も多いかと思いますが、今後は一層の横のつながりが求められると思います。
繋がることで出来る事も増えるかと思います。私たちは今後も学んでまいります。
これから一緒に学びたい、協力できるという方がおられましたら、リンゴの会事務局又は賀根村まで、お気軽にお問い合わせください。